幹細胞コスメの選び方ポイント

シミやシワがなくハリと弾力がある若々しい肌。これはすべての女性の憧れではないでしょうか?

ところが現実は厳しく、紫外線や加齢などの様々な影響で肌はどんどん衰えていき、シミやシワが増えたりハリや弾力が低下してたるんだり・・・。そんな女性の救世主になるかもしれないのが「幹細胞コスメ」です。

再生医療の技術を応用して手軽な化粧品のカタチで現れた「幹細胞コスメ」ですが、どのような特徴があってどれを選べばいいのでしょうか? 今回は、そんな疑問について調べました。

「幹細胞コスメ」の効果とは?

「幹細胞コスメ」の効果

幹細胞化粧品は肌に直接塗ることによってどのように肌にはたらきかけるのでしょうか?

まず、肌には表皮にある「表皮幹細胞」と、肌の奥にある“真皮”と呼ばれる部分にある「真皮幹細胞」という2種類が存在します。

「表皮幹細胞」

肌表面の表皮に存在する「表皮幹細胞」では新しい細胞が生み出され肌のターンオーバー(新陳代謝)のサイクルを正常化して健やかな肌を保つはたらきがあります。ところが、加齢やストレスなどが原因で「表皮幹細胞」のはたらきが衰えてくると、肌のターンオーバーが乱れて古い角質が肌に残るようになってきて、シミやくすみ、乾燥などの肌トラブルの原因になります。

「幹細胞化粧品」には表皮幹細胞を活発化させるはたらきがあり、肌のターンオーバーを正常に戻して表皮幹細胞の衰えによる肌トラブルを改善させる効果が期待されています。

「真皮幹細胞」

肌の奥にある“真皮”部分に存在する「真皮幹細胞」では、細胞分裂の際に同じ「真皮幹細胞」を生み出すだけでなく、肌のハリや弾力の元となる“コラーゲン”・“エラスチン“・“ヒアルロン酸”を作り出す「繊維芽細胞」を生成するはたらきがあります。

ところが加齢などによって「真皮幹細胞」のはたらきが衰えてくると、「繊維芽細胞」を生成するチカラが低下して肌のハリや弾力、潤いの元となっているコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸も減少。たるみやシワの原因になるのです。

「幹細胞化粧品」には肌の奥に存在する「真皮幹細胞」のはたらきを活発化させるはたらきがあるため、真皮部分に存在する「線維芽細胞」も活発に生成されるようになり、こうして肌の弾力やハリ、潤いなどを与えるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸も増えてたるみやシワが改善されるという効果が得られるのです。

幹細胞コスメの種類

幹細胞コスメの選び方ポイント

幹細胞コスメと一言で言ってもその種類は大きく分けて3つあります。「動物由来」「植物由来」「ヒト由来」です。

やはりヒト由来のものが効果が高いといわれていますが種類や効果が違います。それぞれの特徴をしっかり捉えて自分にあったものを選択しましょう。

ヒト由来の幹細胞コスメ

実際の幹細胞が入っているわけではなく、幹細胞を培養したときに出る培養液が含まれています。これらの培養液は細胞を活性化させる働きがあると確認されています。

ヒトから採取したものなので吸収率や浸透性は高いのが特徴です。効果としては全体的に肌の再生力を高めてくれることです。

他の2つと比べ一番効果は高いですが高額なため毎日のスキンケアに取り入れるのは難しいのが現状です。

植物由来の幹細胞コスメ

主にりんごやアルガンツリーの幹細胞が使われることが多いようです。

もともとは18世紀に保存目的で作られた3・4ヶ月腐らないりんごに目をつけて研究が始められたそうです。こちらもりんごやアルガンツリーなどの培養液が含まれています。植物由来の幹細胞は植物が持つ強い抗酸化作用によって肌のシミ改善に役立てられます。

日本で多く販売されているのはこのタイプになります。価格も比較的安価なため、毎日のスキンケアには使いやすいタイプです。

動物由来の幹細胞コスメ

主に羊のプラセンタや毛根の幹細胞が使われています。

他の2つに比べてアレルギーや拒絶反応の確率が高くなります。また日本ではそれほど多く販売されていません。

販売されていても海外製のもがほとんどです。動物がきちんとした管理下で飼育されているとう確証がない無い為、日本国内で一般的に安心してできるのは少し先になりそうです。

幹細胞コスメの選び方

幹細胞コスメでスキンケアする方法

何由来の幹細胞なのか?

ひとことに“幹細胞コスメ”といっても、原料には「植物由来」・「動物由来」・「ヒト由来」の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。そのうち日本国内で手に入りやすいのが「植物由来」と「ヒト由来」の幹細胞コスメです。

植物由来の特徴

植物由来としては、スイスの希少なリンゴから採取されたものや、モロッコの砂漠地帯に生息する「アルガンツリー」、「エーデルワイス」、「カミツレ」など、植物の幹細胞を人工培養して増やした培養液が使用されています。

比較的容易に原料が手に入るため他のものよりも安く購入できますが、人間の肌への効果に関しては限定的だと考えられています。

ヒト由来の特徴

ヒト由来の幹細胞は人間の「皮下脂肪幹細胞」の培養液が用いられています。人間の皮下脂肪幹細胞には通常の細胞を培養しても分泌されない、細胞分裂を活発にして新しい細胞を作り出す“成長因子”が数多く含まれています。

そのため、他の幹細胞よりも肌へのアンチエイジング効果が高いと言われています。すでに医療の分野では研究され実績があるのも安心です。

またアレルギー反応や拒否反応が起きにくいだけでなく、アトピー肌や敏感肌の人でも使用できるメリットがあります。ただ、植物由来と比較して値段が高いのが難点といえます。

このように、何に由来しているかによって価格が大きく違いますし効果も異なりますから、目的や予算に合わせて選ぶことができるでしょう。

他に配合されている成分は何か?

大抵の「幹細胞コスメ」には、幹細胞培養液以外にも様々な美容成分が含まれています。

例えばビタミンCのなんと172倍もの抗酸化力が含まれるといわれる「フラーレン」や、魚から抽出した「マリンコラーゲン」、「ヒアルロン酸」、美白効果が高い「α-アルブチン」、「プラセンタエキス」など、美白効果・保湿効果の高い成分が含まれているものがあります。

幹細胞エキスとの相乗効果が得られることが期待できますから、どのような成分が含まれているのかをチェックしておきましょう。

できるだけ配合量が多いものを

「植物由来」でも「ヒト由来」でも、幹細胞培養液がどれほど配合されているかをチェックしましょう。お買い得のように感じる商品でも幹細胞エキスがほとんど配合されていなければほとんど効果が期待できません。

さらに、化粧水から美容液、クリームまでライン使いができるのがベストですが非常に高価なためすべて揃えるが難しいかもしれません。そんな時は化粧水よりも配合量が多い美容液やクリームに絞って購入するのもいいでしょう。

シリーズで揃えても高価すぎて続けられなくては意味がありません。単品でも続けられるものを選ぶのも大切です。

幹細胞コスメで手軽にアンチエイジングを!

幹細胞コスメで手軽にアンチエイジング

今回は「幹細胞コスメ」の特徴や選び方のポイントについてまとめました。

「幹細胞」といっても大きく分けると、比較的安価で手に入りやすい「植物由来」のものと高価だけど高い効果が期待できる「ヒト由来」のものがあることが分かりました。

肌に対する効果だけを考えると「植物由来」のものは「ヒト由来」に劣るかもしれませんが、価格が安い分ふんだんに使えるというメリットもあります。

また、幹細胞エキス以外にどのような美容成分が含まれているかを確認して、トータルなコスパで選ぶこともできるでしょう。

「やっぱり効果が高いものがいい!」という人は「ヒト由来」がおすすめです。

アンチエイジング効果が非常に高い「幹細胞コスメ」。予算や目的に合わせて、自分に合った続けられる商品を選びたいですね!